■ 開発団地に注文住宅を、
筆者自身の注文住宅に関する体験的なことですが、首都圏の私鉄沿線の駅からバスで15分程度のところで或るデベロッパーが開発した分譲地を購入して、暫くして五泉市で新築注文住宅を建築いたしました。 此の開発団地というのは比較的大規模な民間による開発でしたが、分譲地区域と建売区画と二通りとに別れていたのです。 土地にしても分譲地と建売地区とはあまり変わらず最低でも50坪の以上の広さは有りました。
■ ローコスト住宅と建売住宅、
従って、建売と言っても街中の狭い土地に密集して建てられた感じではなく、比較的広い土地にユッタリとした感じの作りであると感じていました。 そんな中で筆者の建てた住宅はローコスト住宅という条件で、注文住宅として建てましたが、近所で展開していた建売住宅と価格を比較してみますと、諸条件が異なり一概には言えないでしょうが、やはり、注文住宅のほうが相当に高く付いたように感じています。
■ 変更の多い注文住宅はやはり高い、
一般にも注文住宅と建売住宅を「価格的」に比較すると、注文住宅はローコスト住宅といえども建売住宅よりは設備などの仕様は上だと思います。 注文住宅はローコスト住宅であっても、どうしても私どもの施主の注文事項が多くなり、又、アレもコレもというように所謂、変更やオプション項目を追加することによって、結果として足し算方式で価格が加算されてしまうということです。 一方、建売の場合は、その物件が売主ペースでスピードを重視することによって、販売を促進する事が優先されるので、此のことは逆に買手のオプションや要望などは受けない事で必然的に価格は安く、予算通りに購入することが出来る事になるのでしょう。